こぎん刺し作家、tsu.girlさんの作る、こぎん刺しのポットマットです。
ひと針ひと針、丁寧に作られたポットマットは、見ているだけで引き込まれそうな端正なこぎん刺しがびっしり。
花こ囲みというもどこを全面に刺したポットマットです。
糸はふきのとうで染めた糸とログウッド で染めた糸が使われています。
全体に灰色がかった緑のふきのとう染めの糸で刺し、ポットマットの上辺と下辺のあたりに、ほんの少しですがログウッド の糸で灰色がかった青い糸が使われています。
草木染めの性質上、経年により退色や色変化があります。
同じ色は出ないと言われる草木染めは、化学染料にはない独特の柔らかな色合いが特徴です。
変わりゆく糸の色もお楽しみください。
革のリングを縫い付けているので、引っ掛けて収納も可能。
花器の下に敷いたり、キッチンに吊るしておいても素敵です。
※お洗濯、アイロンは色落ち、型崩れの原因となりますのでお控えください。
色:生成りの生地×灰緑の糸(上辺、下辺あたりに灰色がかった青の糸)
(実物に近い色の調整を心がけておりますが、お使いのモニターにより、色の見え方は異なります。)
素材:麻100%(裏地:リネン100%)
size 約14.5cm×約14.5cm(サイズは多少の誤差があります。)
「作家さんについて」
tsu.girlさんはこぎん刺しの発祥地、弘前の作家さんです。
中学校の家庭科の課題でもこぎん刺しがある弘前では、こぎん刺しはとても身近な存在。
tsu.girlさんは、いつもお子さんの洋服の繕いにこぎんを刺したり、誰かへの贈り物のためにこぎんを刺します。
その様子はごく自然で、愛情にあふれていて、いつも誰かのために、楽しみながらこぎんを刺しています。
もともと防寒のために始まったと言われる津軽のこぎん刺し。
豪雪地帯の弘前は、屋根から滑り落ちてきた雪と、しんしんと降り積もった雪が、
1階の屋根に届くほどになる事もあります。
tsu.girlさんの暮らしぶりを伺っていると、こぎん刺しが美しいもどこ(模様)を生み出した理由は、
誰かを喜ばせたい、自分も楽しみたい!という思いから生まれたことを感じます。
ちなみにtsu.girlさんのお母様もこぎん刺しをされるのだそう。
今、tsu.girlさんがお子さんにこぎんを刺してあげてるように、
こぎん刺しは、あたたかい思い出の詰まった手仕事なのです。
素材の特性とご注意
商品は手作りの為、縫製など多少のゆがみや、わずかなサイズの違い、糸のねじれなどが生じる事がございます。ご理解くださいますようお願いいたします。
モニター環境などにより、実物と多少色味が異なることがございます。